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体験

南三陸人に学ぶプログラム
〜ゼロからの産業再生〜

南三陸人に学ぶプログラム<br/>〜ゼロからの産業再生〜

全てを失ったあの日から、事業再建に至るまで

多くを失ったあの日から。
ただひたすらに前を向き、先人の思いを引き継ぎ、つくり、懸命に繋いでいく。

2011年3月11日。
未曾有の大震災によって、東北沿岸部の産業はほぼ壊滅状態となりました。
水産加工工場、小売店、商店、事務所、倉庫。多くの人命を奪い去った大津波は、
わたしたち地域住民の働き場所さえも一気にさらっていったのです。


あれから11年。
町内の2地区には本設の復興商店街が開設し、沿岸部および内陸部には加工工場や倉庫、個店の商店が建ち始めています。

このプログラムでは、未曾有の大震災から立ち上がり、南三陸町内で事業再建に向けひた走る経営者・事業関係者たちに、震災発生以降、現在に至るまでの道のりについて話を伺います。

多くを失ったあの日から。何を思い、何を決意し、どのように歩んできたのか?
自身の体験談から自社事業の再建について、そしてこの震災から得た教訓を伝えていきます。

講話風景

ご予約・プログラム内容

◎ご予約までの流れ
1 ご予約フォームより、ご希望のコース(講話のみ or 講話+バス案内)を選択
   ※バス案内についてはこちらをご参照下さい
   ※バスでのご案内は、講話講師とは別の語り部が担当します

2 ご希望の講師(講師紹介をご覧ください)を選択
   ※第二希望まで選択して下さい
   ※複数の講師による講話をご希望の場合、備考欄にてその旨お知らせ下さい
  
3 お客様のご希望の日程と講師の調整
   ※場合によっては、ご希望の講師の都合がつかない場合もございます
   ※講師の日程調整などにより、2週間前までのご予約をお願いいたします

◎当日の流れ
1 町内指定の場所(公民館etc)にて講師と合流
2 講師による講話:60分
3 質疑応答:20~30分
※4は「講話+バス案内」を選択されたお客様が対象です
4 浸水エリアバス案内:60~90分(お客様のご都合に合わせます)

実際のプログラムの様子>>>みなレポ(スタッフブログレポート)

最少催行
人数
5名程度(最大120名まで)
※5名以下でご受講される場合も以下料金が適用されます
料金

①講話のみ:22,000円(税込)/講師1名
②講話+バス案内:22,000円(税込)/講師1名+11,000円(税込)
※バス案内:団体20名様まで一律11,000円
      1名超過ごとに人数×@550円が加算されます
※講話では別途講話会場料をご請求いたします。金額は会場により変動いたします。

期間

通年
・年末年始はお休みをいただいております。(12/30〜1/4)
・実施可能な時間は9時〜17時の間になります。

 

講師紹介(講話)

「全てを失った商店街から、
    賑わい溢れるさんさん商店街へ」

 阿部 忠彦(あべ ただひこ)氏
・阿部茶舗店主
・南三陸さんさん商店会前会


昭和59年より家業である阿部茶舗に従事。
南三陸町志津川五日町にあった店舗は
東日本大震災の津波により流失。仮設営業時の南三陸さんさん商店街より2代目商店街組合長として従事。
□テーマ・キーワード>>>商業の再生・商店街組織運営
□こんな方にオススメ>>>商工会視察・大学ゼミ
商店街組織・自治体など
□関連リンク>>>南三陸さんさん商店街

「明るい笑顔で地域を牽引する行動力」

 山内 正文(やまうち まさふみ)氏
・株式会社ヤマウチ代表取締役社長
・南三陸商工会会長
・南三陸福興市実行委員長

鮮魚店、鮮魚加工業を営む傍ら、震災直後いち早く
町内の産業をもり立てるべく南三陸福興市の開催
を企画した一人。
(第一回目は、震災翌月の2011年4月29・30日)
現:南三陸福興市実行委員長
※福興市とは・・・震災により店舗等を失った町内の商業関係者が、電気や水道も開通しないさなか、事業再開へ向け初めの一歩を踏み出した物産イベント。
□テーマ・キーワード>>>商業の再生・地域組織の連携
・イベントの立ち上げ
□こんな方にオススメ>>>商工会視察・大学ゼミ
・商店街組織・自治体など
□関連リンク>>>①みなレポ(山内正文さん)
②復興応援隊インタビュー 
③山内鮮魚店

「厳しい環境であったからこその漁師の結束力」

 阿部 富士夫(あべ ふじお)氏
・宮城県漁業協同組合志津川支所長

震災後、町内の漁師たちは「がんばる養殖復興支援
事業」という仕組みを経験。手探り状態のなか、漁業
を継続していくための策を模索し、漁師の取りまとめ
役をつとめた漁協職員。
2016年3月 南三陸町戸倉地区においては、日本初の
快挙となった二枚貝(牡蠣)養殖の国産認証(ASC)
を取得している。
※がんばる養殖復興支援事業とは。。。3事業機関で、牡蠣・ワカメ・ホタテの3つの魚種を96名の組合員が3年に渡り共同で事業に取り組んだ。
□テーマ・キーワード>>>漁業の再生・ASCの取り組み
□こんな方にオススメ>>>漁業関係者・自治体・大学ゼミ
など
□関連リンク>>>情報誌南三陸「ASC国際認証取得について」

「ゼロからのリスタート。
   かまぼこ加工業の新たな取り組み」

 三浦 洋昭(みうら ひろあき)氏
・株式会社マルセン食品 取締役社長
・株式会社南三陸まちづくり未来 社長

昭和8年創業、かまぼこ鮮魚加工販売を営む。
震災後、移動販売車での営業から再スタート。
その後、さんさん商店街への出店、新工場の建設
と自社の事業を再建する傍ら南三陸町の商業施設
の核となる「南三陸さんさん商店街」の運営会社
「南三陸まちづくり未来」の社長を務める。
□テーマ・キーワード>>>商業の再生・商店街組織運営
□こんな方にオススメ>>>商工会視察・大学ゼミ
・商店街組織・自治体など
□関連リンク>>>①情報誌南三陸
 ②南三陸さんさん商店街

「震災が教えてくれた、
    森・里・海・人のつながり」

 佐藤 太一(さとう たいいち)氏
・株式会社佐久 専務取締役

大学院で宇宙放射線の強度変動について研究していたが東日本大震災後、家業を継ぐために帰郷。
町内でおよそ270ヘクタールの森林を所有し、2015年
町内グループとともに宮城県初の森林国際認証(FSC®)を取得した。
元々不動産業がメインであったが、震災後は林業に
軸足をおいている。さらに、間伐体験や木材クラフト
体験を通じて、自然環境の観点から一般向けにも森林
整備の重要性を分かりやすく伝えている。
□テーマ・キーワード>>>林業FSCの取り組み
・自然環境と体験
□こんな方にオススメ>>>大学ゼミ・自治体・
自然環境に興味関心のある方。
□関連リンク>>>①みなレポ(佐藤太一さん)
②林業体験プログラム

「震災以前の南三陸・震災以降のまちづくり」

 遠藤 健治(えんどう けんじ)氏
・一般社団法人南三陸研修センター顧問
・元 南三陸副町長(震災当時)

昭和42年4月志津川町役場(現南三陸町)入庁
教育総務課長、企画課長、総務課長を歴任。
平成17年、市町村合併により南三陸町が誕生し初代
副町長に就任。新たな町づくりに努めている最中の
平成23年3月11日、東日本大震災が発生。
副町長2期目の4年間は壊滅的な被害を受けた町の復興
に奔走。復興事業が軌道に乗った4年後の平成27年3月
に退任。
現在は震災後設立した一般社団法人南三陸研修センター顧問として主に学生や企業人を対象とし、当地域の豊かな資源や震災体験に基づいた幅広い「まなび」をサポートしている。
□テーマ・キーワード>>>地域再生・研修プログラム
町づくり
□こんな方にオススメ>>>企業研修・自治体・大学ゼミ
など
□関連リンク>>>①南三陸ラーニングセンター
②南三陸まなびの里いりやど

「オクトパス君誕生の秘密。
    ヒラメキのアイディアが人を呼ぶ」

 阿部 忠義(あべ ただよし)氏
・一般社団法人南三陸研修センター代表

昭和52年4月志津川町役場(現南三陸町)入庁。
平成23年4月入谷公民館館長就任。
震災前は、産業振興課に勤務し主に商工観光関係の
業務に従事。東日本大震災直後、いち早く働く場を作る必要性を感じ、廃校となっていた校舎をリノベーションし、入谷 YES工房を設立。工房の他、農園コミュニティ
事業や学生が集う地域づくり推進事業などに取り組ん
でいる。平成27年3月、町職員を退職。
現在は南三陸まなびの里いりやどの事業活動を通じて、交流人口の拡大・促進と地域振興の活性化に日々奮闘中。
□テーマ・キーワード>>>地域再生・研修プログラム
町づくり物作り
□こんな方にオススメ>>>企業研修・自治体・大学ゼミ
など
□関連リンク>>>①南三陸ラーニングセンター
②南三陸まなびの里いりやど

「水産加工業者がスイーツ開発!?
        常に新たなチャレンジを」

 及川 吉則(おいかわ よしのり)氏
・マルアラ株式会社 代表取締役
・南三陸町観光協会会長

震災の影響による事業存続の危機を逆手に取り
様々なアイディアで会社の変革を実現。商業施設
「南三陸ハマーレ歌津」の店舗では「水産加工の
設備とノウハウを応用して、地元に無いお土産品
を作る」というアイディアを具現化し、新たに
バウムクーヘンの製造販売を開始するなど、水産
加工業×スイーツという新たなチャレンジにも
積極的に取り組む。
□テーマ・キーワード>>>商業再生商店街運営
・新規事業
立ち上げ・南三陸町の観光について
□こんな方にオススメ>>>商工会視察・大学ゼミ
商店街組織・自治体など
□関連リンク>>>①情報誌南三陸 ②南三陸ハマーレ歌津
③マルアラ株式会社及川商店

「津波に飲み込まれた農地の再生、
           新たなブランド化」

 阿部 國博(あべ くにひろ)氏
・ひころの里コンソーシアム 代表
・元 南三陸農業協同組合 営農生活部部長

被災した農地の復旧を中心に、地域管内の農業の復興、農村の活性化に取り組んでいる。また、施設園芸(いちご・花・トマトなど)の拡大や南三陸ねぎの新たなブランド化、水田の復興、地域畜産の維持に取り組む。
□テーマ・キーワード>>>農地再生・農村の活性化・
農作物の新ブランド立ち上げ
□こんな方にオススメ>>>農業関係者視察・大学ゼミ
自治体など

※役職については令和4年4月現在。

受講されたお客様の声

・力強い復興の形を聞かせて頂きました。大変心に残るお話でした。40代(男性)
・南三陸を訪問するにあたり震災時の映像が鮮明に蘇り抵抗がありましたが、前向きな復興への取り組みを聞き安心しました。50代(男性)
・ついついお話に聞き入ってしまいました。この講話を聞く為だけに南三陸町に行く価値があると思います。50代(男性)
・他では聞けないような経験や取り組みについて知ることが出来ました。プログラムとしてうまく作られていて、とても感動しました。今回お話していただいた講師以外の方の経験や新しい取り組みについても聞いてみたいです。20代(男性)
・これまでは津波や災害の怖さを学ぶ機会が多く、どうしても暗い内容になりがちだったが、このプログラムは復興に向かっていく人々の強い意志が感じられ、人間の力強さや、人間は何度でも立ち上がれるということを学べたので、とても明るい気持ちになれました。10代(女性)
・経営者目線で取り組まれた具体的なアクションや気持ちの在り方について、とても参考になりました。変化し続けることが大事というのは我々会社員も問われている点であり、共感しました。30代(男性)
・講師の方の前向きかつチャレンジ精神に満ち溢れたお人柄が印象的で、「あのような大災害を経験されたはずなのに…」と感銘を受けました。30代(男性)
・『自分たちが変わらなければ生き残ることが出来ない』講師のこの言葉がとても身に沁みました。強い想いと行動力に支えられて今がある、ということがよく理解出来ました。ぜひ参考にさせていただきたいと思います。30代(男性)

留意事項

・申し込みの際に、ご希望の講師と日程をお伺いしますが講師の都合によってご希望の時間にお受けできかねることもございます。予めご了承ください。
・講師の話は自身の体験と、この震災から得た教訓が中心で、町の復興計画や津波のメカニズムなど、専門的な内容の提供はございません。
・ご紹介のない講師のマッチングも可能ですのでご相談ください。

南三陸人に学ぶプログラム〜ゼロからの産業再生〜

開催状況

開催中

開催期間

通年

開催日

要予約

所要時間

1時間30分(講話のみ)~最大3時間(講話+バス案内)

定員

5名〜120名

参加費

20,000円~(税別・当方指定の会場以外を使用する場合は会場費別途)

集合場所

町内指定の場所

備考

口コミ・コメントなど

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