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仙台銘板 南三陸町にテント50張寄贈

仙台銘板 南三陸町にテント50張寄贈

株式会社仙台銘板様(本社仙台市 代表取締役 鹿又浩行)より南三陸町にイベント等で使用できるワンタッチ型テント50張り等を寄贈いただき、令和4127日南三陸町役場にて寄贈式が行われました。
南三陸佐藤町長からは感謝状、福興市実行委員会からは記念品が鹿又社長に贈られました。

【寄贈品詳細】
①「みなみさんりくマルシェ」ロゴ入りクイックテント(3m×3m) 20張り
②「みなみさんりくマルシェ」ロゴ入りクイックテント(3m×6m) 20張り
③「福興市」ロゴ入りパイプテント(3.6m×5.4m)10張り
④コーン・バー 100セット

仙台銘板様からは2011311日の東日本大震災で被災した当町の復興支援として南三陸福興市第二回開催の5月にもイベントテント50張りを寄贈いただいております。

南三陸福興市はまだライフラインも回復していない20114月に第一回を開催。
自宅や工場、お店を流された商工事業者方を中心に、まずは商人たちが元気に前を向き、復興の狼煙を上げようという決意のスタートでした。

イベント開催にあたっては困難も多く、イベントをするにも販売品もテントも机もない状態でした。販売品の支援に関しては「ぼうさい朝市ネットワーク」の支援により実現しました。このネットワークは阪神淡路大震災後に発足したもので、自然災害等が発生した際に、全国の商店街が連携して、相互支援をする組織です。南三陸町内の商店街も加盟しており、くしくも東日本大震災がはじめての発動となりました。全国各地の商店街から支援物資等が山形県酒田市の中通り商店街を経由して、当町に運ばれてきました。最初は避難住民の生活支援からはじまり、福興市開催の際には、全国の特産品が机に並びました。

第一回福興市の様子

この福興市開催に際して、テントの支援をしていただいたのが仙台銘板様です。真っ白いテントが立ち並び、商店主が声をあげる光景は、絶望的な状態の避難所、地域に元気や希望を届ける存在になりました。福興市に駆け付けた地域住民はそこでお互いの存在や安否を確認し、涙を流し、抱き合いました。

第一回福興市の様子

大きな文字で福興市のロゴの入った白いテントは5月の福興市を皮切りに南三陸の復興シンボルとして、町民のみならず、多くの交流を見守ってきました。

地域の賑わいを生んできた福興市

福興市はこの10年ほぼ毎月欠かさずに実施され、20214月に100回開催を実施する予定でしたが新型コロナウイルスの感染拡大により、延期となっています。地域の商人たちの熱意と、全国の企業やボランティアなど多くの方の支えによってはじまった福興市。
2022年度中に節目の100回開催を目指しています。

 

南三陸町長 佐藤仁氏コメント
3月当時、商工の社長方がイベントをすると自分のところに相談にきました。開催に向けて応援したいが、困難が多い状態でもありました。そのような中、テントの寄付をしていただいたのが仙台銘板様でした。自社も被災する中でも地域の復興支援という形で、テントを寄贈していただいたことが南三陸の復興の一歩目となりました。以来、「南三陸の復興は福興市から」を合言葉に、このテントの下で多くの賑わい、交流が生まれてきました。
福興市は現在99回まで開催し、100回開催が目の前です。次回開催の際には社長、社員皆様でぜひお越し願います。

福興市実行委員長 山内正文氏コメント
南三陸の福興市はテントの寄贈があったおかげではじまりました。当時実施できたこと、そしてこれまで継続できていることに感謝を申し上げます。また今回いただくテントの下で、生産者や商工主がこの先1020年と商売し、地域が賑わっている姿を思い浮かべました。世の中が大変な状況が続いていますが、100回開催、その先に向けて改めて頑張っていく決意が出来ました。

仙台銘板代表取締役 鹿又浩行氏コメント
震災当時、先代社長が東北の被災地応援を進めるなかで、南三陸にテントを寄贈させていただいた。10年の間活用いただいたことを嬉しく思っています。一方でテントの劣化も進み、だいぶ古めかしい状態になっていることも伺いました。代替わりした今、これからのイベントに改めて活用いただくために今回の寄贈にいたった。これからも東北の被災地を支えていくつもりであります。

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