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みなレポ

鴻巣 修治さん

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鴻巣 修治さん

未来のために「南三陸の今」を伝える

度重なる津波にも負けずに古くから歴史ロマンを紡いできた南三陸町の魅力、多様で豊かな自然があふれる海辺の町の美しさを伝えたいと、鴻巣さんら観光ボランティアガイドは、震災前から活動してきた。

東日本大震災の大津波で、その町が丸ごと流された。未曾有の災害体験を伝えなければと、一昨年の5月末から、仲間と新たな活動を始めた。「ガイドサークル汐風」のメンバーは12人。鴻巣さんは代表を務めている。

町を訪れる方々に体験を語る毎に、『800名もの犠牲を無駄にしてはならない』という思いが募った。自然の脅威、大津波から生還することができた人々の判断や行動、町民の苦しさや悲しさ、そして、報道されない町の真の姿を、全国・世界からおいでになる方々に伝えてこそ、生命を守る防災の実現や、被災地への関心の維持につながると鴻巣さんは実感している。

鴻巣さんたちの活動はまさに「学びのプログラム」なのである。これまで自治体関係者の視察や企業・学校の研修として20,000 人以上の方がこのプログラムを体験している。
 参加者たちは、町民の苦しみや悲しさを共有したいという姿勢で、町を訪れていると鴻巣さんは語る。

「失ったものもたくさんあるが、こういったみなさんとの絆を南三陸町はたくさん得た。商店街にとっても水産業や加工業の復興にも、何より大切なのは外の人たちとの絆だ。町に人が来なくなることが一番怖いと思います。とにかく実際に足を向けていただきたい。おいでいただくこと自体が復興の力そのものだと思います。」

小さな町なのに、仙台・石巻に次ぐ多くの支援が集まったのも、 この町でがんばってきた経営者たちや漁業者たちの広い人脈や、オープンで明るい気質、そして流されても流されても新たな価値を産み出して町を再建してきたパイオニア精神によるところが大きい。

子どもたちが復興の中核になる頃には、 そのパイオニア精神で、 新たな産業が町に産み出され、きっと町がよみがえると鴻巣さんは信じている。震災前のように、美しくのどかな南三陸をガイドできる日が早く来てほしい。そう願いながら、今日も鴻巣さんはメガホンを持つ。

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(最終更新:2018年1月7日)
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