【南三陸観光ポータルサイト】 宮城県南三陸から、地域の観光情報を発信中!

南三陸観光ポータルサイトへようこそ

海とともに、
生きるまち。

みなレポ

【開催レポート】2025歌津あわび祭り

【開催レポート】2025歌津あわび祭り

毎年大好評の「歌津あわび祭り」が、12月21日(日)、南三陸ハマーレ歌津で今年も開催されました!

歌津のあわびには、長い歴史と特別な想いがあります。

昭和3年には、歌津泊浜で獲れた蝦夷あわびが、昭和天皇の即位式に献上されました。また、東日本大震災後には、被災地応援として平成天皇皇后両陛下が、被災した東北で最初に南三陸町歌津を訪問されています。

こうしたご縁への感謝と、復興への祈りを込めて、「歌津あわび祭り」は開催されています。

▼ 歌津のアワビに関するお話は以下の記事もあわせてご覧ください
  24.歌津のアワビ | 南三陸観光ポータルサイト (m-kankou.jp)

海の恵みが詰まった、歌津の天然あわび

今年のあわび開口日は、透明度の高い海という好条件の中で漁が行われました。11月の1回の漁で、昨年1年分に匹敵する水揚げがあったという嬉しい話題も聞かれました。

市場では韓国産や養殖ものが主流となっており、天然あわびは流通量が少なく、普段なかなか出会えない貴重な存在です。

そんな中、地元の海で育った天然あわびを手にできるこの祭りは、とても貴重な機会。会場では、その価値を知る多くの方が、嬉しそうにあわびを手に取る姿が見られました。

8:00~ 整理券を求めて長い列が

朝8時からの整理券配布に先立ち、 会場前には早朝5時半頃から並ぶ方もおり、配布開始時には約200名の列ができていました。

整理券配布はスムーズに進み、整理券を手にした瞬間、ほっとした表情を浮かべる方の姿も見られました。

そして何より、天候に恵まれた今回の歌津のあわび祭り。

開催前の天気予報では小雨予報で、「並ぶのにお天気が心配…」と感じていた方もいらっしゃったかと思います。
当日の朝を迎えてみると、真っ青な青空が広がり、太陽の光でぽかぽかの陽気に。朝8時の時点で気温は13度ほどと、冬とは思えない暖かさでした。

整理券を無事受け取ったあとは、出店の食欲をそそるにおいに誘われ、遅めの朝食をとられた方も多かったようです。

10:00~ あわび販売

今年は あわび1箱(1kg)を市価よりも4割ほど安い9,000円で250箱販売。

チラシでは200箱限定としていましたが、当日は少し多めに用意していただき、250箱の販売となりました。
(写真は7個入りで、手前のあわびはとても大きく、元気に動いていました!)

整理券をお持ちの方は、10時から10時半の間にあわびの引換えを行いましたが、10時を待たずに再び列ができていました。
こちらは「なまこ」お目当てのお客様の列。あわびの販売とあわせてなまこの販売も行われ、あわびの箱と一緒になまこの袋を手に、会場を後にする方も多くいらっしゃいました。

あわびの引換えは順調に進み、予定どおり10時半には整理券分の配布が終了しました。中には、前日の大谷海岸でのイベントと両方に参加された方もいらっしゃったようです。

会場のにぎわい

あわび販売の合間には、出店コーナーやステージイベントも行われ、会場はにぎわいを見せていました。

今後のイベント情報

今回のイベントを見逃してしまったという方も大丈夫です!
南三陸町産の天然あわびを購入できる機会はまだあります!

  • 2025年12月29日(月) 第35回ラムサール志津川湾おすばで祭り(仮設魚市場)
  • 2026年1月18日(日) 活あわび即売会(道の駅さんさん南三陸内)
  • 2026年2月15日(日) 活あわび即売会(道の駅さんさん南三陸内)

1月18日は「寒鱈祭り(仮設魚市場)」、2月15日は「牡蠣祭り(仮設魚市場)」も開催されます。

また、2月末まで「南三陸町産天然あわびフェア」を開催中です。
町内の飲食店で楽しめるほか、宿泊施設ではフェア限定の特別プランをご用意しています。この機会にぜひチェックしてみてください。

▼詳細はこちら
フェア:南三陸町産天然あわびフェア
宿泊施設:南三陸町産天然あわびフェア特別プラン特集

おわりに

寒い冬の合間の、暖かい晴れの一日。
毎年この日を楽しみにしている方も多く、無事にあわびを購入し、笑顔で帰られる姿が印象的でした。

歌津の天然あわびの魅力と、地域の海の恵みを改めて感じる、とても素敵なイベントとなりました。

来年も、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

口コミ・コメントなど

Return Top