
今年もコクガンが南三陸に来ています!
南三陸町では、今年もコクガンの飛来が確認されています。
黒い体に白い首元が特徴のコクガンは、毎年この季節になると南三陸の海辺に姿を見せ、訪れる人の目を楽しませてくれます。

今年は10月頃から姿が見られるようになり、現在も例年と同じくらいの数が飛来しており、町の冬らしい風景のひとつとなっています。
これから迎える1〜2月が見ごろの時期
コクガンは、例年1月から2月にかけて飛来数が多くなる傾向があり、これからが本格的な見ごろの時期となります。
3月に入っても、12月と同じくらいの数が確認されることがあり、春先まで観察できる年も少なくありません。
昨年は、ゴールデンウィーク明けまで約14羽ほどが残っており、のんびりしたコクガンも見られます。
冬の海辺で見られる、コクガンの姿
海藻をついばむ様子や、波の穏やかな場所で羽を休める姿など、コクガンならではの行動を間近に感じることができます。群れで行動することが多く、タイミングが合えば、複数羽が並ぶ様子を観察できることもあります。

双眼鏡があると、少し離れた場所からでもじっくり楽しめます。
南三陸・海のビジターセンターの2階からは、コクガンの姿を観察することができます。例年並みの飛来で、毎日約200羽ほどのコクガン来ているそう。
双眼鏡の貸し出しも行っていますので、スタッフに気軽にお声掛けください♪
南三陸・海のビジターセンター
- 住所:〒986-0781 宮城県本吉郡南三陸町戸倉字坂本21-1
- 開館時間:9:00 〜 16:30
- 休館日:毎週火曜日
- 電話番号:0226-25-7622
※南三陸・海のビジターセンター公式ホームページはこちら
※Instagramでも情報更新中です:南三陸・海のビジターセンター
【お願い】自然を大切に、そっと見守りながら
コクガンは漁港周辺でも見られることがありますが、漁港内への立ち入りはご遠慮ください。漁港は漁師さんたちの大切な仕事の場所であり、この時期は牡蠣の出荷作業などで忙しくされています。
また、野鳥は人が近づきすぎると驚いてしまいます。
コクガンを見つけた際は、距離を保ち、遠くからそっと見守りながら観察していただけると嬉しいです。
寒い季節ですが、自然の中で出会える小さな冬の風景をぜひ感じてみてください❄️
イベント情報
志津川自然の家「バードウォッチング入門」
●開催日:第1回 2026年1月17日(土)/ 第2回 2月15日(日)
●主催:宮城県志津川自然の家(TEL 0226-46-9044)
※詳細はイベントページからご確認ください











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