【来訪News】聖ウルスラ学院英智小・中学校 8年生の皆さんが来訪されました

今回は、震災語り部バスでの学びに加え、漁業体験やBBQを通じて南三陸の自然や産業にふれました。

  • 来訪日:2025年9月25日〜9月26日
  • 団体名:聖ウルスラ学院英智小・中学校 8年生
  • 人数:67名
【Pick Up】漁業体験

漁船の乗船、ロープワーク、生きもの観察、紙芝居、わかめの食べ比べなど、海と直に向き合う体験をしました。

【乗船体験】
ライフジャケットを着用し、12名ずつ漁船に乗船。はじめは緊張していた生徒も、養殖の話を聞きながら湾内を巡って帰ってくるときには、笑顔と弾む声であふれていました。

 

【生きもの観察】
今回用意されたのはウニとイセエビ。ウニを実際に手に取り、そのトゲや口の構造、寿命について学びました。触ってみる緊張感や、最長200年生きた個体がいるという話に驚きの声が上がりました。

 

【紙芝居】
町の自然や地形、豊かな海の恵みについて紹介。授業で学んだ「親潮・黒潮」の言葉も登場し、生徒たちは身近に感じながら聞き入っていました。

 

【ロープワーク】
漁業に使われる結び方や、救助に役立つ結び方を教わりました。実践的な知識を楽しく学ぶ機会となりました。

 

【わかめの食べ比べ】
体験の最後は、南三陸町産の高級ワカメと外国産の乾燥ワカメを食べ比べて、どちらが南三陸町産のワカメか当てるクイズを行いました。

 

【BBQ】
漁業体験のあとは、旧仮設魚市場で、南三陸の海産物も入ったBBQの昼食。海を眺めながら味わう食事は格別で、最後の焼きマシュマロも大好評でした。

 

語り部バス

戸倉地区をバスで訪れたあと、震災復興祈念公園を歩いて見学。写真を見ながら震災前の街並みや学校の位置を学び、「どこに避難するか」「30分で逃げられるか」といった語り部の問いかけに真剣に向き合いました。

ニュースでは伝わらない「真実」の重みも語られ、生徒たちはメモを取りながら心に刻んでいました。

 

まとめ

今回のフィールドワークでは、震災の語り部からの学びと、漁業体験・BBQを通じて海や自然の恵みや地域文化とのつながりを、それぞれ五感で感じ取っていただけたようでした。
この体験で得た気づきが、今後の授業や学校生活に活かされ、地域や環境と向き合うきっかけとなれば幸いです。

▼今回の体験プログラムはこちら
海から学ぶプログラム
語り部による学びのプログラム

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