8/11の「山の日」は過ぎましたが、山のことはまだまだ学べます!

本日は僕、台湾インターン生のチン・チュウケイが南三陸町の山、

そして林業についてレポートします。

0

本日の講師、佐藤太一さんは南三陸町の数々の森を管理している株式会社佐久の代表です。

佐藤さんが管理している森へ学びに行ってきました。

所有している森の面積はなんと、東京ディズニーランドの6個分!!

佐藤さんの話を聞きながら、林業と南三陸町の山について学びました。

森林浴をしながら歩いている僕たちは思わず、

頭の中に「ある日~森の中~♪♪」のメロディー!

そして森にいると、炎天下の中でも涼しくなります。まるでエアコンを付けているような感じです。5

分水嶺という大きな役割を果たしている山は、

生物多様性」と「持続可能性」が非常に大切です!

6

  • 生物多様性」とは?

土の養分は山の生物の残骸や枯れ葉から吸収します。

そのため、生物が生きられる良い環境でなければ、いつか生物がいなくなり、

空に向かって生える木も、山から流れていく水も、ダメージを受けます。

従って、生物がいればいるほど山も元気になります!

 

  • 持続可能性」とは?

間伐ばかりすると、はげ山になってしまいます。

佐藤さんは「僕たちが使っているものを後世にも残したい!」と

強い思いを持っています。

元気な山が人の心にうるおいをもたらすためには、

伐る」&「植える」の良いバランスが必要!

50年前に植えて、やっと間伐できる立派な木になって、また間伐して、植えて…ずっと繰り返します。7

林業という産業は利益を得るのがとても困難です。

なぜかというと、木材の加工前の価値はかなり低いそうです。

そのため、南三陸町の林業を営む佐藤さんたちは一生懸命、FSC(森林管理協議会)国際認証を獲得して、良い品質の木材をブランド化して提供できるよう取り組んでいます。

 

※豆知識:FSCは、国際的な森林認証制度を運営している、独立した非営利団体です。

そして、FSCの国際認証には、「FM(森林管理)認証」と「CoC(加工・流通過程)認証」、二つの認証があります。

認証された木材は、FSCの責任ある森林管理の規格を満たした認証林から生産されます。

佐藤さんたちが獲得したFM認証とは、森林が責任をもって管理されているかを審査して、認証されたものです。8

今回の体験を通し、山の機能がしっかりと働かないと、僕たちが使ったり飲んだりしている水も悪くなるということを知り、「山の大切さ」を学びました。

やっぱり山は僕たちにとってとても大切なものです。

僕たちを魅了した林業体験をしてみませんか?

詳細は⇒こちら

<記事作成:台湾インターン生、チン・チュウケイ(たいよう)>

雖然已過了8/11日本的國定假日「山之日」,但學習這件事是永遠不嫌晚!

今天就跟我,台灣實習生陳忠慶到南三陸町的森林一探究竟吧!

邀請到的講師是在南三陸町擁有多片森林的株式會社佐久的佐藤先生。

為了進一步更瞭解〝山〞,我們來到佐藤先生管理的森林,在導覽解說過程中,瞭解林業以及南三陸町的山的知識,也間接得知佐藤先生擁有的森林面積居然相當於6個東京迪士尼樂園大!!

 

邊走邊享受著森林浴的我們也不由自主的在腦海中響起這個旋律。

「想要光著腳丫~在樹上唱歌♪♪」

 

在炎炎的夏裡,一踏入森林中舒爽的涼風徐徐吹來,沉浸在森林散發而出的芬芳裡,頓時覺得心曠神怡。

 

山扮演著重要的分水嶺角色,其中「生物多樣性」以及「永續性」是與山息息相關的。

 

什麼是「生物多樣性」呢?

土的養分來自山的動物殘骸或枯枝樹葉。因此,動物若不能在好的環境中成長,要如何孕育優良的下一代呢,而堅挺聳立樹木、山頂流下的泉水也會遭受到破壞。

所以,動物越多,山也會越有活力!

 

什麼是「永續性」呢?

如果只考慮到砍伐,最後山會變得貧瘠沒有朝氣。

佐藤先生秉持著「想把我們現在所擁有的資源留給後代子孫!」的信念。

為了讓有活力的山更能永續下去,「砍伐」&「種植」的平衡需要拿捏好。

50年前栽種下的樹,50年後終於長成能夠砍伐的狀態。砍伐,栽種,再次砍伐,栽種。不斷重複。

 

林業這個行業聽說賺取利潤較低。

因為木材在加工前的價值是非常低的。因此在南三陸町經營林業的人們都很努力爭取FSC(森林管理委員會)的國際認證,打響日本木材在國際間的知名度,創造屬於自己的品牌。

※小知識:FSC是一個經營國際森林認證制度的非政府、非營利組織。

FSC的國際認證,主要分為「FM(森林管理)認證」及「CoC(產銷監管鏈)認證」。砍伐木材的森林必須得到FSC的認證,審查擁有的森林是否有妥當管理後,才能開始生產FSC規模的木材並銷售至國外。

透過這次的體驗,讓我更瞭解到,森林若沒有保護好,大自然的循環就無法順利進行,我們引用的水資源及環境中的生態圈皆會受到很大的影響,所以我們更要將這份永續經營的觀念傳給我們的子孫,讓大家一同守護我們的地球。

 

如果對於〝山〞想有更進一步的瞭解,不妨來一趟南三陸町的林業體驗!

詳細在⇒這裡

<文章做成:台灣實習生 陳忠慶(たいよう)>

↑ページトップへ