寒さも本格的になってきた今日この頃!

志津川湾内の各所にて『コクガン』が多く見られるようになってきました♪陸地からでも、もちろん船の上からだと鮮明に確認することができます!




皆さんは「コクガン」の名前は聞いたことがあるでしょうか?
コクガンは国の天然記念物であり、絶滅危惧種にも指定されている稀少な鳥です。

写真にもあるように、首周りの白い輪っか模様が特徴的ですよ!なんとも可愛らしい姿ですよね♪?

近年、このコクガンが志津川湾で200羽ほど(世界中で8000羽ほどしかいないとされる)確認されており、南三陸町は知る人ぞ知る「コクガンの越冬地」になっているんです!

これはコクガンの好物であるアマモが生息するなど、豊かな自然環境があるからこそなんでしょうね!?



そして今、豊かな自然環境(特に湿地に関して)の保全とワイズユース(賢明な利用)を促進する国際的な条約「ラムサール条約」への登録を目指し、町としても本格的に動いております。

(※以下、南三陸町の海についてとラムサール条約との関連性を記した町のサイトを掲載します)

南三陸の海とラムサーム条約


また、町民の中でも「ラムサール条約」登録を目指す気運が高まっているのとともに、自然との共生や理解促進を目指し様々な活動が展開されています。



その中の一つが「南三陸ネイチャーセンター友の会」の取り組みです。

ネイチャーセンター友の会は震災により被災してしまった自然環境活用センターの再興を目指す有志の集まりで、町内の自然環境を題材に、これまで定期的な話し合い・ワークショップや、フィールドに出ての活動(野鳥観察や植生調査など)を行っており、メンバーそれぞれの特色を活かして南三陸の自然を楽しんでいます♪

南三陸ネイチャーセンター友の会


さて、コクガンも盛り上がりを見せておりますが、南三陸町と言えば…やはり町鳥とされている「イヌワシ」を忘れてはいけませんね!
イヌワシはこちらも絶滅が危惧されており、以前は南三陸でも見られていたのが最近その姿を見られなくなっております。

そこで、イヌワシが生息しやすい自然環境を整える 「イヌワシ生息環境再生プロジェクト」 が昨年発足し、来る12/8(金)にこれまでの取り組みや今後についてのディスカッションが行われます!

どなたでも参加することが可能とのことですので、是非足を運んでみてはいかがでしょう?

イヌワシのふるさと  生物多様性豊かな南三陸を未来へ-2017-

日時:2017年12月8日(金)18:30〜20:00
  (18:00受付開始)

場所:南三陸ポータルセンター
定員:50名
入場:無料
申し込み・問い合わせ:日本自然保護協会

「自然と共生する町」を目指している南三陸町!これからも様々な形、様々な場面で、自然と上手く付き合っていけたら良いな〜(わった)

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