2年連続で南三陸へ|武蔵高等学校中学校_加藤副校長先生に聞く、地域探究の学び

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武蔵高等学校中学校 加藤副校長先生に聞きました

「地域の人材こそ、地域探究旅行の要」
2年連続で南三陸をフィールドに選んだ武蔵高等学校中学校の加藤十握副校長先生に、研修を通して感じた生徒たちの変化や、南三陸ならではの学びについて伺いました。

今回の探究研修において、貴校が事前に設定されたテーマや、生徒に一番持ち帰ってほしかった「学びの核」は何でしたか?

南三陸町での交流や体験を通じて、地域の魅力やポテンシャルを知ることができること。対話を通じて、自分なりの探究の種を見つけることができること。

今回の現地研修をこの先の生徒皆さんの「探究」にどう接続させようと考えていましたか?

将来の進路選択や学問分野選択に向けて、地域の人々の営みに触れることにより、探究的な研修を通じて自ら調べ自ら考える経験を積むこと。また、今回のツアーが前向きに生きるモチベーションとなることを期待する。

地域との連携・プログラム構築

学校側の狙いをもとに、南三陸側(コーディネーター・地域事業者)と事前すり合わせをしながらプログラムを構築されたと思います。実施前に期待していたことや、地域側とのやり取りで印象的だった点はありますか?

行程全体を見通した南三陸ならではの魅力が伝わる行程設計と、本番に探究ファシリテーターの同行を担保してくださったことによる安心感を得られた。そのことは依頼側の学校にとっては大変なメリットであると感じる。

生徒の変化・印象的な場面

3日間の研修を通して、生徒たちの表情や発言にどのような変化が見られましたか?

一つのテーマを追う事により、日に日に問いが深まっていく様子が感じられた。最終日のグループワークでは、課題を自分ごととして捉えている発言や、相手の考えを聞くことなど学年を超えて生徒間でのコミュニケーションをとる姿を見ることができていた。

漁師、行政、水産加工事業者など、多様な立場の方々との対話や現場の体験から、生徒たちは何を受け取っていたと感じますか?

現場に行き、その場の空気に触れながら「現場の生の声」を聞けたこと。生徒の質問やその場で感じた疑問に対して丁寧に答えてもらい、相互のやりとりができたこと。それによって、当事者としての意識を持つことができたこと。

地域の魅力

昨年に続き、2年連続で南三陸町をフィールドに選んでいただきました。実際にリピートしてみて感じた「南三陸ならではの魅力」があれば教えてください。

地域探究旅行の要は地域の人材であり、南三陸町ではツアーに協力してくださる地域の方々がたくさんいらっしゃるイメージがある。
また、お仕事を通じた哲学に触れることができ、それらが地域を作る基盤になっていることをツアー全体通して感じ取れる。
また、比較的コンパクトな区域で、自然に関わる一次産業のバリエーションが豊富であることから豊かな地域であることも感じ取れる。

他の教育関係者へのアドバイス・今後の期待

今後、地方での探究研修を検討している全国の先生や旅行会社に向けて、「事前準備で考えておくとよいこと」や「成功させるためのポイント」があればアドバイスをお願いします。

先ずはツアーの目的を明確にしたうえで、ツアー企画者と催行主体の組織とのコミュニケーションを密に取ること。一方で行程には全体テーマに基づいて、参加者が自ら考えて、できれば行動ができる余白を確保すること。

今後の南三陸の探究プログラムや地域の受け入れ体制に対して、期待することやメッセージがあればお聞かせください。

引き続き南三陸「ならでは」の魅力を探究できるツアー企画を期待しております。この度は大変ありがとうございました。

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