トリニティ大学_来訪レポート

実施概要

【日時】2026年7月6日(月)-9日(木)
【団体】トリニティ大学(アメリカ)
【人数】13名

トリニティ大学(アメリカ)

アメリカ・テキサス州にあるトリニティ大学の学生が、2026年7月に南三陸町を訪れました。
今回の来訪は3年連続3回目となります。トリニティ大学では、日本文化や地域社会について学ぶ約1か月間の研修プログラムを実施しており、そのうち3泊4日を南三陸町で滞在しました。
滞在中は、東日本大震災の経験や復興の歩みを学ぶ防災学習をはじめ、ホームステイ(民泊)体験、町内小学校との交流などを通して、地域の暮らしや文化に触れ、住民との交流を深めました。また、地域での体験を通じて、災害からの復興や持続可能なまちづくりについて理解を深める貴重な機会となりました。

南三陸町実施スケジュール

■7月6日(月)
夕方 :民泊体験(ホームステイ)対面式

■7月7日(火)
午前 :南三陸311メモリアルラーニングプログラム
   語り部バス案内
昼食:南三陸BBQ
午後 :南三陸SDGsアクティブラーニングプログラム4.海洋ごみ問題解決を探求する!
   民泊体験(ホームステイ)

■7月8日(水)
午前 :さんさん商店街散策
   戸倉小学校交流体験
午後:座禅体験
   民泊体験(ホームステイ)

■7月9日(木)
午前 :民泊体験(ホームステイ)お別れ式

◎南三陸SDGsアクティブラーニングプログラム4.海洋ごみ問題解決を探求する!
※プログラム詳細はこちらから

「南三陸SDGsアクティブラーニング④ 海洋ゴミ問題解決を探求する」では、「海の役割とは?」というシンプルな問いからプログラムがスタートしました。講師から、世界的な課題となっている海洋ごみ問題の現状や、その背景について学び、海と私たちの暮らしとのつながりを考える時間となりました。

講義の後は、砂浜の環境を再現した容器を使い、ごみの仕分け作業を体験しました。一見すると回収できそうなごみでも、砂に混ざった小さなプラスチック片やマイクロプラスチックは簡単には取り除けないことを実感。実際に手を動かすことで、海洋ごみ問題の難しさを身をもって学びました。

その後は実際に海岸へ移動し、ビーチクリーンを実施。わずか15分間の活動にもかかわらず、回収した袋はあっという間にごみでいっぱいになりました。学生たちは目の前に積み上がったごみを見て、海洋ごみ問題が決して遠い世界の出来事ではなく、身近な課題であることを改めて認識していました。

最後は室内に戻り、体験を振り返りながら、海洋ごみを減らすために自分たちに何ができるのかを考えました。知識を得るだけでなく、自ら体験し、行動につなげるきっかけとなる、実践的な学びの時間となりました。

◎戸倉小学校交流体験

戸倉小学校では、全校児童との交流プログラムを実施しました。

まずは体育館で、アメリカのゲームを取り入れたレクリエーションを行い、全校児童と一緒に体を動かしながら楽しく交流を深めました。言葉の壁を感じさせない笑顔あふれる時間となり、子どもたちも学生たちもすぐに打ち解けた様子でした。

交流の後は、子どもたちと一緒に給食を味わい、その後は清掃の時間へ。学生たちは児童に教わりながら校舎内の掃除を体験し、日本の学校生活の一端に触れる貴重な機会となりました。

最後は、4年生が総合学習の一環で飼育している蚕を見学しました。まもなく繭を作り始める約5,000頭の蚕や、子どもたちが大切に世話をする様子を見学し、地域に根ざした特色ある学習について理解を深めました。

世代や国籍を越えた交流を通して、お互いの文化や学校生活への理解を深める、実りある時間となりました。

◎座禅体験
※プログラム詳細はこちらから

南三陸町内の寺院では、日本の伝統文化に触れる座禅体験を行いました。

はじめに、ご住職から座禅の歴史や意味、心を整えることの大切さについてお話をいただきました。学生たちは熱心に耳を傾け、日本の仏教文化や禅の考え方への理解を深めていました。

また、ご住職の弟様には英語でご案内・ご説明いただきました。学生たちは安心して体験に参加することができ、ご住職のお話や座禅の意味をより深く理解することができました。

その後、実際に座禅を体験。静寂に包まれた本堂で姿勢や呼吸を整え、自分自身と向き合う時間を過ごしました。普段の生活では味わうことの少ない静かな空間の中で、学生たちは真剣な表情で座禅に取り組んでいました。

日本の伝統文化に直接触れ、心を落ち着かせながら自分自身と向き合う、貴重な学びの機会となりました。

◎民泊体験
※プログラム詳細はこちらから

今回のプログラムでは、学生たちは4つの家庭に分かれ、3泊4日の民泊(ホームステイ)を体験しました。

受入家庭とともに過ごす時間の中で、田束山の山頂から雄大な景色を眺めたり、海水浴場の砂浜で遊んだり、一緒に料理を作ったりと、それぞれの家庭ならではの体験を楽しみました。日常生活をともにすることで、ガイドブックには載っていない南三陸町の魅力や、地域の暮らし・文化に触れることができました。

食事の準備や団らんなど、何気ない日常の時間も学生たちにとっては新鮮な体験となり、受入家庭との会話を通して、お互いの文化や価値観を理解し合う貴重な機会となりました。

別れの日には、名残を惜しみながら感謝の言葉を交わす姿も見られ、短い滞在期間でありながら深い交流が生まれました。民泊体験は、南三陸町での思い出の一つとして、学生たちの心に深く刻まれたことでしょう。

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