台湾教育部防災ジュニアリーダー_来訪レポート

実施概要

【日時】2026年4月12日(日)-14日(火)
【団体】台湾教育部防災ジュニアリーダー
【人数】11名

台湾教育部防災ジュニアリーダー

本団を南三陸町で受け入れるのは、2023年以降2回目。
本プログラムは台湾教育部による企画であり、「防災学習体験と青年国際交流」を中核理念とされています。震災学習、ホームステイ(民泊)体験、県内高校での防災授業の受講などを通じて、参加生徒が現地での体験から災害リスクや復興の過程を理解し、青年防災教育における国際交流の学習効果をさらに深めることを目的としております。

南三陸町実施スケジュール

■4月12日(日)

夕方 :「民泊体験対面式」

■4月13日(月)

午前 :「南三陸311メモリアルラーニングプログラム」
   「語り部バス案内」
午後 :「山から学ぶプログラム」
   「民泊体験」

■4月14日(火)

午前 :「民泊体験お別れ式」

4月12日(日)
◎民泊体験対面式
※プログラム詳細はこちらから

 本プログラムでは南三陸町へ到着後すぐ、民泊体験に向けた民泊家庭との対面式が行われました。今回は南三陸町の千葉啓町長にもご出席いただき、ご家庭の皆様と共に参加者を温かくお迎えいたしました。

 式では千葉啓町長から、海を渡って南三陸町までお越しになった台湾の皆様を歓迎するお言葉が贈られます。その言葉を受け、参加者の代表からは「この町で学んだこと、体験したことを持ち帰り、仲間たちと共有したい」との言葉がありました。

 その後は、これからお世話となる民泊家庭の皆様とご歓談しながらの移動となり、民泊先にて交流を深めながら翌日からの体験に備えました。

4月13日(月)
◎南三陸311メモリアルラーニングプログラム
※プログラム詳細はこちらから

 民泊家庭での1日を過ごした後は、参加者は南三陸町東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」にて、「ラーニングプログラム」の受講となります。

 「ラーニングプログラム」はただ知識として学ぶのではなく、“自分事”として自然災害について学び合う、シアターを活用した防災学習プログラムです。プログラム中に投げかけられる問いかけへの受け答えからは、参加者の多くが日頃より避難訓練等へ参加していた事実が判明し、防災に対する関心の高さが伺えました。

 住民の証言映像を視聴しながら、「もし自分がその場にいたら、どのように考え、行動するか」をテーマに意見を交わし、それぞれが防災について主体的に考えを深める様子が見られました。

◎語り部バス案内
※プログラム詳細はこちらから

 ラーニングプログラム受講後は町内各所をバスで巡りながら、震災当時の町の状況や実際の体験談をお伝えする「語り部バス」へ乗車いただきました。

 参加者の皆様にとっても、自国・台湾からの支援が現在の南三陸町につながっていることを実際の場所で感じていただく機会となり、震災当時から続く国際的な繋がりをあらためて実感されている様子が伺えました。

◎山から学ぶプログラム
※プログラム詳細はこちら

 山から学ぶプログラムでは、南三陸町の一次産業として欠かせない「林業」について学んでいただきました。

 体験では、適切な森林管理が行われているFSC認証林を会場に、火起こし体験を実施。参加者はグループごとに森林へ入り、焚火に適した枯れ木を拾い集めながら、協力して火起こしに挑戦しました。

 体験の最後には、自分たちで起こした焚火を使って焼きマシュマロ作りも実施。自然の中で味わう焼きマシュマロに、参加者からは笑顔がこぼれ、森林と人との関わりを楽しみながら学ぶ時間となりました。

4月14日(火)
◎民泊体験お別れ式

 プログラムの最後は、2日間を共に過ごした民泊家庭の皆様とのお別れ式です。参加者にとって民泊体験は、地域の暮らしや文化に触れるだけでなく、温かく迎え入れてくださった民泊家庭との交流を通じて、南三陸町とのつながりを深く感じる時間を生み出します。

 お別れ式では感謝の言葉を交わしながら、思い出に残すべく写真の撮影を行う場面も見られ、短い時間ながらも強い絆が育まれていたことが伺えました。別れを惜しむ様子も見られましたが、最後は互いに笑顔で手を振り合い、思い出を胸に南三陸町を後にされました。

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