ひころの里

南三陸町入谷地区にある「ひころの里」は、里山の風景や昔ながらの暮らしにふれられるスポットです。

この地域は、かつて「仙台藩養蚕発祥の地」として絹の生産で栄えた場所。
その歴史を今に伝えているのが、旧入谷村の村長も務めた須藤家の邸宅「松笠屋敷(旧須藤家)」です。

「ひころ」とは、“ひかり”を意味する言葉。
松笠屋敷の座敷や庭からは、保呂羽山を望む四季折々の風景が広がり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

屋敷は、中世にこの地を治めた葛西家旧臣の末裔と伝えられる須藤家の邸宅と土蔵を修復・保存したもの。
江戸後期に建てられた在郷藩士の住宅として貴重な建物で、館内には農具や掛け軸なども展示されています。

囲炉裏のある空間やどこか懐かしい景色の中で、南三陸の“山の暮らし”や文化を感じてみませんか。
ドライブ途中に立ち寄ったり、写真を撮りながら散策したりと、ゆったり過ごしたい方にもおすすめです。


スポットの見どころ


仙台藩養蚕発祥の地・入谷

入谷地区は、「仙台藩養蚕発祥の地」として知られています。
その礎を築いたのが、江戸時代の人物・山内甚之丞(やまうち じんのじょう)です。

甚之丞は、現在の福島県川俣町で養蚕技術を学び、入谷へ戻った後、その技術を地域へ広めました。当時、絹は貴重な産業であり、入谷で育まれた養蚕文化は、やがて伊達藩を代表する産業のひとつへと発展していきます。
また、息子の山内甚兵衛は「民家養蚕記」という養蚕の指導書をまとめ、生糸の品質向上や生産拡大に尽力しました。

こうした親子の取り組みにより、入谷は“養蚕の里”として発展していった歴史があります。

歴史ある屋敷「松笠屋敷」

敷地内にある「松笠屋敷」は、江戸後期の文化・文政期に建てられたとされる歴史ある建物です。
在郷武士の住宅と農家の造りがひとつになった貴重な建築様式が特徴で、南三陸町の有形文化財にも指定されています。

入谷須藤家の屋敷として受け継がれてきた建物で、客間前の式台風玄関や格式ある座敷など、地方郷士の住宅様式を見ることができます。
館内には、養蚕に関する資料や昔の暮らしの道具なども展示されており、この土地に受け継がれてきた歴史や文化にふれることができます。

ばっかり茶家

地元の素材にこだわった料理を提供しています。地元の旬の食材(野菜・山菜)をふんだんに使った田舎のおふくろの味です。

※要予約(3日前まで)
※季節や仕入れにより内容が変わります

【お問い合わせ先】
ばっかり茶屋(TEL:0226-46-4310)

シルク館

養蚕に関わる歴史や器具などの各種資料が展示されているほか、大小10台のはた織り機がある体験学習室もあります。

インストラクターの指導を受けながら、はた織りでコースターを作ったり繭でコサージュを作る体験プログラムが評判を呼んでいます。

繭を活用した『盆栽(ツツジや梅など)』や『マスコット(カエルやフクロウなど)』の作品の展示即売も行っています。

【体験のお問い合わせ先】
シルク館(TEL:0226-46-2933)

所在地宮城県本吉郡南三陸町入谷字桜沢442
駐車場あり
トイレあり
営業時間(4月〜10月)9:00〜17:00/(11月〜3月)9:00〜16:00
定休日火曜日、年末年始
お問い合わせひころの里管理事務所
TEL:0226-46-4310
ホームページホームページ

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