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海とともに、
生きるまち。

21.山とともに生きるまち

南三陸町は林業の町でもある。
海に山が迫るリアス式の地形。その山には良質の杉が育つ。

およそ四百年前、伊達政宗公が仙台城を築城した際に、広瀬川にかける大橋の材料を領内から探した。白羽の矢が立ったのが、南三陸の杉だった。
当時四百年ほどの樹齢の杉が、大橋の材として使われた。その時伐採されずに残ったのが、荒澤神社の「太郎坊」と呼ばれる杉である。

杉の学名はクリプトメリアジャポニカ。『隠された日本の財産』という意味だという。杉は日本にしかない木。空気を清浄化する力に優れ、室内の湿度変化をマイルドにし、集中力を高めリラックスできる有益物質を放出する。内装材にふさわしい木材だという。
 
南三陸の杉は樹高が高い。30メートルを超える杉が多く、年数が経っても上から下まで木の太さがあまり変わらず、素直に育つ。年輪の目がびっしりと詰まり、ピンクがかった色合いが美しく、強度も全国平均を上回っている。

また、杉を数百年という長きに渡り育むことができる土の力にも恵まれている。年間雨量はそう多くはないのに、ミネラル豊富な海からの霧や風が良木を育むと考えられている。
 
何より、山を何代にも渡って受け継いできた人々がこの町にはいる。
切ったら植える、植えたら育てる。価格変動に一喜一憂せず、何代も先のことを考えて、人々は山を守り続けて来た。

南三陸山の会は、FSCという国際的な森林管理認証を取得した。
適切な管理のもと、持続可能な森林経営が実現されているか、森林が生物多様性を保全しているか、地域社会や文化との共生を実現しているかなど、厳しい基準をクリアした森林にだけ与えられる認証である。
南三陸杉のブランド化は着々と進んでいる。

>>>FSC認証の取り組みと、森里海人の繋がりについて〜南三陸人に学ぶ〜

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