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海とともに、
生きるまち。

08.ホヤ

春から夏に旬を迎えるホヤ。南三陸町を誇る海の幸である。
 
ホヤは収穫まで3年の月日がかかる。1年で5mmから1cm、2年で5cmほどにしかならない。ホヤは不思議な生態の生き物だ。ホヤの誕生を知る漁師たちは、その神秘に心奪われるという。

大晦日から正月にかけて、少し寒さが緩んだとき、ホヤたちは養殖場の水槽の中で卵を吐き出し始める。さらに時を置かずして、青白い霞みのような精子を放出する。1個の個体が卵と精子を放出するのだ。

放卵は水槽全体のホヤに連鎖し、海水は泡立ち、水槽からあふれんばかりになる。それは、生命のパワーの爆発のようにさえ見える。

肉眼では見えないほど小さな受精卵たちは、2日ほどでオタマジャクシのような形の幼生になり、海水の中を元気に泳ぎ始める。2昼夜ほど経つと、ホヤの赤ちゃんは、水槽に仕掛けられたロープにぴたりとくっつく。
 
それを確かめて、漁師たちはホヤの赤ちゃんが住み着いたロープを海に投入する。ホヤは、海水のプランクトンを体内に取り入れながら、ゆっくり成長していく。

やがて真っ赤な殻に包まれたホヤに成長していくのだ。

放卵と精子の放出のタイミング、ホヤの赤ちゃんの七変化。人知の及ばぬ、神秘的な瞬間だ。
 
南三陸の海で、秘めやかに生命の営みは行われている。

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