FSC認証

2015年10月、南三陸森林管理協議会は、国際的なFSC認証制度での森林管理認証を取得し、持続可能な林業を続けていくための大きな一歩を踏み出しました。

また、2017年9月高台に新設した南三陸町役場本庁舎は日本で初めてFSC®全体プロジェクト認証を取得した公共施設でもあります。

 

※FSC(R)(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)とは

木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。

 

 

FSCを学べるプログラムはこちら

山から学ぶプログラム
“海とともに生きるまち”南三陸町。実は町の総面積の約8割が森林であり、適切で持続可能な森林管理を認証する「FSC国際認証」を取得しています。
プログラムでは、林業家と共にFSC山林において適正な森林管理が行われているかを実際にチェックしながら審査を体験していただきます。更にミニブッシュクラフト体験として火起こしを通じ、森のもたらす恵みやエネルギー循環について学んでいただきます。

枝打ち間伐体験
樹木の枝を幹から切り落とす枝打ち、混みあう森林の木々を間引きする間伐。どちらも山をこよなく愛す方々よりレクチャーを受けながら木に触れていきます。

南三陸人に学ぶプログラム
宮城県初のFSC®森林認証を南三陸森林管理協議会の一員として取得した
株式会社佐久専務取締役佐藤太一氏が現場目線の取得までの道のりを学べます。

杉枝スプーンフォーク作り体験
南三陸町杉の間伐時に出る「杉枝」を利活用した体験です。
「山」の現状を知るきっかけとして、上記プログラムの講師でもある株式会社佐久佐藤太一氏とコラボレーションした体験プログラムです。

フォトフレーム作り体験(南三陸杉)
FSC(国際認証)を取得している、南三陸杉材を使用した体験です。

 

記憶に残る体験学習をしませんか?

いのちはめぐる。
人々は山に木を植え 海を耕す。
山の木を切り 鳥を生かす。
海にも森は広がり 魚や貝の寝床になる。

自然の猛威は時にすべてを奪い 私たちは生かされている身の 小ささを知る。
祭りや暮らしの中に息づく文化の かけがえのない美しさを知る。
人が力を合わせ 知恵を出し合う強さを知る。
そして 里海の恵みのありがたさを知る。

めぐるいのちを実感できるこの町で 私たちは生きている。

南三陸町で触れて、見て、感じた記憶が心に残る体験となりますように。